
個人力――やりたいことにわがままになるニューノーマルの働き方
澤 円
President Inc / 2020-08-06
この本について
「やりたいことはあるのに、結局“みんなこうしてるし”に流されてしまう」とか、「自分の判断に自信が持てなくて、とりあえず管理されたほうが楽だと思ってしまう」みたいな感覚、けっこうあると思います。周りの基準に合わせていれば安全だけど、どこかでモヤっとしてしまうあの感じです。 『個人力』は、そのモヤモヤを「もっと自分にバカ正直でいいんじゃないか」と言ってくれる本です。ただ励ますだけではなく、他人の評価より自分の“ものさし”を取り戻すことや、得意なことに集中して苦手は人に任せること、そして不安を感じたときこそ自分のアンテナが働いている証拠だと捉える視点など、日常レベルで試せるヒントが多いのが特徴です。誰かとの雑談の中で視野が広がるように、読みながら自分の言語化が進む感覚がありました。 特に、他者に貢献するという姿勢を「自己犠牲ではなく、自分のエネルギーをどう共有するか」という問いに置き換えてくれた点は、仕事のスタンスが大きく変わるきっかけになりました。やりたいことに準備を重ねながら、とりあえず一歩動いてみる。その積み重ねが、自分の人生をちゃんと自分で握っている感覚につながるのだと思います。 「本当はもっと“自分の基準”で働きたいけど、どう動けばいいかわからない人」に刺さる一冊です。
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