
「自分メディア」はこう作る! (文春文庫)
ちきりん
文藝春秋 / 2020-10-07
この本について
何かを始めたいのに、動き出すタイミングがつかめないまま時間だけ過ぎていくことってあります。私も同じで、「全部の道筋が見えてから動こう」として、結局どこにも進めないまま日が暮れることがよくあります。でもこの本を読むと、その姿勢そのものがブレーキになっていたんだと静かに気づかされました。 ちきりんさんの言葉は、派手に背中を押すというより、「まず一歩だけ変えてみたら、見える景色が変わるよ」という感じで、行動のハードルをすっと下げてくれます。築いたものに固執しない姿勢や、伝えたいメッセージを核にして発信を続けるスタイルは、SNSで発信に迷っている人には特に響くはずです。私自身、「ネットの中だけで完結しないほうがいい」という話に救われました。自分の世界が狭くなっているときほど、必要な視点でした。 そして、この本が扱っているのは“発信術”というより、自分の思考をどう運び、どこに時間を使うかという生き方の話に近いです。自由な時間を守るために断る線引きを徹底する姿勢や、インプットよりアウトプットを重視する考え方は、情報に追われがちな人にとって大きなヒントになります。 発信に迷っている人、動きたいけれど腰が重い人、そして「自分の考えを育てたい」と感じている人には、特に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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