
ミライの武器 「夢中になれる」を見つける授業
吉藤オリィ
サンクチュアリ出版 / 2021-05-08
この本について
最近、やりたいことがあっても動けなかったり、「自分には向いてないのかな」と気持ちがしずんだりすることが増えていませんか。周りと比べてしまうと余計に自信がなくなるし、そもそも何に夢中になれたのかすら思い出せなくなる瞬間があります。 この本は、そんな迷いに対して大げさな元気づけをするわけじゃなくて、「まず一歩」「まず試す」という感覚を静かに思い出させてくれます。たとえば、完璧になるまで隠してしまう癖に対して、著者自身がロボットを人前に出すまで何年もかかった経験を正直に書いていて、「未完成でも出していいんだ」と肩の力が抜けます。また、「興味は未来の自分とは別の人が持っているかもしれないから、気になったらすぐやった方がいい」という考え方は、後回し癖に悩む人にはかなり効きます。できないことを悪いことと捉えるのではなく、その価値を知る視点も、自己否定が続いているときに救いになります。 個人的には、「自分がいいと思うことを発信して、それを喜んでくれる人を探す旅」という表現が、合わない環境の中でがんばり続けて疲れていた時期にすっと入ってきました。合わない世界で自分を責め続ける必要はなくて、自分が自然に呼吸できる場所を探す過程なんだと思えます。 こんな人に刺さる本です。やりたいことがあるのに、足が前に出ないまま時間だけが過ぎていくように感じている人。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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