
新L型経済 コロナ後の日本を立て直す (角川新書)
冨山 和彦 and 田原 総一朗
KADOKAWA / 2021-04-09
この本について
仕事でも地方でも、「このまま今の仕組みの中で頑張り続けて大丈夫なんだろうか」と不安になる瞬間ってありますよね。会社の生産性の話も、日本全体の停滞の話も、日々の自分の実感とどこかつながっているようで、でも言語化しきれないまま飲み込んでしまうことが多いと思います。 この本は、そのモヤモヤの正体をかなり丁寧に言葉にしてくれます。たとえば、会社を潰せない構造が結果としてイノベーションの芽を奪っていることや、地方が疲弊しているのは「人がいないから」ではなく「人の力を活かす仕事がないから」という視点。さらに、弱い働き手にしわ寄せが行く仕組みそのものをどう設計し直すか、という話がかなり具体的に語られています。読んでいて、自分が日々感じていた違和感に「ああ、こういう意味だったのか」と腑に落ちる瞬間が何度もありました。 特に刺さったのは、個別の経験を抽象化して一般化する力が日本のビジネスパーソンに不足しているという指摘で、これって自分にも思い当たるところが多いんですよね。状況の変化が激しい時代だからこそ、探索と深化のバランスをどう取るかが個人レベルでも問われている気がします。 社会の大きな話に見えて、実は自分の働き方やキャリアの判断にも直結する内容ばかりです。会社の将来や地方移住などに少しでも関心がある人には特に刺さると思います。
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多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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