
中学生にもわかる会社の創り方・拡げ方・売り方
宮嵜太郎
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2021-10-08
この本について
起業に興味はあるけれど、「何から考えたらいいのか」「自分なんかにできるのか」と迷い続ける時期ってありますよね。僕もずっとその沼にいました。ネットで調べても抽象的な言葉ばかりで、実際のところ何をどう判断すればいいのか分からない。そんな時に、この本の“具体さ”がちょうどよかったんです。 たとえば、起業の入り口が3種類しかないという話や、誰もやっていないアイデアに飛びつく前に「なぜ誰もやらないのか」を冷静に考える視点。こういう地に足のついた考え方が、妙に腹に落ちました。未来を見たいなら歴史を読む、会社を続けるにはチャレンジの“7割基準”を意識するなど、行動の基準としてそのまま使える説明が多いのも助かります。特に、「起業は会社設立とは違う」「まずはひとりでやってみる」という距離感は、焦りがちな人ほど効く気がします。 全体として、派手な夢を煽るのではなく、現実を直視しながら進むための“ルールの見取り図”が得られる本でした。中学生でも分かる言語で書かれているのに、大人こそ読んで刺さる部分が多いと思います。これから何か始めたいけれど、まだ足元がふわついている人に届けばうれしいです。
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