
できる30代は、「これ」しかやらない 会社に使われて終わらないシン・働き方の教科書
松本 利明
PHP研究所 / 2021-10-26
この本について
仕事へのモヤモヤって、能力よりも「環境との相性」でつまずいているだけなんじゃないか…と、この本を読んであらためて思いました。頑張っているのに報われない感じとか、自分の強みをどこで生かせるのか分からない感じ。30代に入ると特に、うまくいっている人との違いが気になってしまう時があります。 この本が効くのは、「努力はしてるのに、正しいやり方が分からない」と感じているときです。たとえば、成果のコスパを上げるには、まず自分に向いている場所選びが前提になるという視点。苦手な人を克服するより、得意な人を増やすほうが結果につながりやすいという割り切り。そして、正解のある仕事から正解のない仕事へシフトする30代ならではの“努力の方向転換”。どれも現場の実感に近くて、読んでいて無理がありませんでした。 個人的に刺さったのは、「向いているけれど今は成果につながらないこと」を未来の投資として扱うという話。こういう現実的な線引きがあると、焦りが少し減ります。さらに、優秀な人の行動を分解して攻略法に落とすという考え方も、再現性があって納得度が高いです。 今いる場所がしっくりこないけれど、転職か、このまま続けるかで迷っている人には特に刺さると思います。自分のキャリアの“面積”をどう広げるか、その見取り図が少しクリアになります。
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