
今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「経営学」
佐藤耕紀
同文舘出版 / 2021-06-24
この本について
仕事で判断を任される場面が増えるほど、「正しいことをしたいのに、スピードが追いつかない」とか、「結局どこまで自分で決めていいのか分からない」とか、そんなモヤモヤが積み重なっていく感じがあります。自分も同じで、完璧に考えようとして遅れるくらいなら、とりあえず動いた方が結果がよかった…という経験ばかりです。 この本は、そんな“実務のリアル”に近い視点で経営学を説明してくれるのが助かります。たとえば、判断のスピードと精度のバランスをどう取るかとか、管理職が「平時のマネジメント」と「ここぞのリーダーシップ」を切り替える現実的な姿とか、読むと日常の仕事にそのまま置き換えて考えられる話ばかりです。それから、権限移譲の考え方がかなり腑に落ちました。部下に任せるのは放任ではなく、情報を開いて、自分の判断で動けるように土台をつくることなんだと理解できます。 個人的には、ケンカした同僚と早めに関係を戻す話が妙に刺さりました。経営学の話なのに、仕事で「先延ばしすると余計しんどくなること」って確かにあるよな…と自分の癖を見直すきっかけになりました。 抽象論を振りかざすタイプの本ではなく、現場で迷っている人にちょうどいい距離感です。「管理職ではないけど、人を巻き込んで仕事する機会が増えてきた」という人に特にしっくりくると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの48%が集中しています。
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