
ツインスター・サイクロン・ランナウェイ2 (ハヤカワ文庫JA)
小川 一水
早川書房 / 2022-02-16
この本について
仕事でも人間関係でも、自分の「こうしたい」が言い切れなくて、気づけば流されていたなと思うことがありませんか。周りの期待や常識に合わせているうちに、本当は何を望んでいたのか、自分でも曖昧になっていくあの感じです。 『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ2』を読んでいて刺さったのは、テラがまさにその状態から抜け出そうとする瞬間が丁寧に描かれているところでした。誰かに認められたときに一気に力が抜ける感覚や、「一緒に苦労も喜びも見つけたい」という不器用な宣言。言葉だけなら綺麗ですが、実際には逃げたり迷ったり、誤解されたりもしながら、それでも前へ進む姿がやけにリアルなんです。 科学設定や航宙の仕組みもかなり濃いのに、そこで描かれるのは結局「どうやって他者と向き合うか」という身近なテーマでした。自分の望みを自分でつかみにいくこと。正しいと思える選択をするために、一度壊さなきゃいけない世界があること。テラとダイの関係や、各氏族の価値観との衝突を追っていると、自分の毎日の判断も少しだけ整理されていく感じがあります。 「周りに合わせがちな自分をほんの少しでも動かしたい人」に、静かに効く物語だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要








