
頭がよくなる! 要約力 (ちくま新書)
齋藤孝
この本について
仕事でも日常でも、人の話を聞いて「結局どういうこと?」と頭がもやっとする時があります。自分でも説明しようとすると言葉が散らばって、核心に触れていない気がする。そんな状態が続くと、単なる情報不足というより、自分が今どこに立っているのか把握できていないだけなんじゃないか…と焦ることがあります。 この本を読んで刺さったのは、要約ってセンスではなく“骨を見つける習慣”なんだと書かれていたところでした。話の背骨を探す、川のスタートとゴールを決めて置き石を並べる、英文の修飾語は一度( )に入れて飛ばす…こういう具体的な手つきが示されていて、「あ、要約ってこうやって動かせばいいんだ」とイメージが湧きました。さらに、ただまとめるだけでなく、自分なりのひと言を添えることでやりとりが一段階やさしくなるという視点にも救われました。まとめ方が上手い人って、聞き上手だったり、相手の意図を気持ちよく代弁してくれるんですよね。 特に、情報が多いのに頭が整理されない人や、会議や雑談のあとに「で、何が大事だったんだっけ」と反省しがちな人には刺さると思います。要約力という言葉の固さとは裏腹に、日々の小さなやりとりを軽くしてくれる実用書でした。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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