
「前向きに生きる」ことに疲れたら読む本
南 直哉
この本について
最近、「前向きに生きろ」と言われるほど気持ちがついてこなくなること、ありませんか。誰かの活躍を見て妙にざわついたり、理不尽に怒りが湧いたり、選んだはずの場所がどうにも重たく感じたり。前に進む以前に、そもそも今どこに立っているのかよく分からなくなる瞬間って、けっこうありますよね。 南直哉さんの『「前向きに生きる」ことに疲れたら読む本』は、そんな迷いを力づくで解決してくれる本ではありません。ただ、嫉妬や怒りの奥にある「自分はこうあるはず」という思い込みをそっと外してくれる感覚があります。たとえば、嫉妬が「自分のもののはずだった」と勘違いした所有欲から生まれるという視点は、自分の反応を少し距離を置いて見られるきっかけになります。また、「生きがいを持てば楽になる」という思い込みそのものを一度棚に上げ、世界観を広く取ることで、目の前のつらさが少し軽くなる場面もありました。 個人的には、「たまたまつらい場所だったなら、別の場所に行ってもいいし、もう少し居続けてもいい」という一文に救われました。選択肢が閉じていると思い込んでいたのは自分だったな、と気づかされます。 前向きになるための力がほしいというより、「いったん立ち止まって、自分と世界との距離を整えたい人」にじんわり効く本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要






