
お金を持ち続けられる人になるための「自分資産化計画」
園原新矢
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2021-12-24
この本について
お金のことを考えるとき、「どう稼ぐか」ばかり気にしてしまって、心のどこかでずっと不安が消えないまま過ごしてしまうことってありませんか。僕もそうで、収入が増えても落ち着かないし、結局なにに振り回されているのかよく分からなくなる瞬間がありました。 この本が効いたのは、お金そのものよりも「お金に振り回される構造」を言語化してくれたところです。たとえば、多くの人は本当の問題から目をそらすためにお金の悩みを抱え続けている、という指摘はなかなか刺さりました。気持ちとしては苦しいんですが、確かに思い返すと心当たりがあるんですよね。ほかにも、「不安はゼロにはならないけど小さくできる」という考え方や、したくないことリストを書き出すことで目的と目標が整理されていく感覚は、その後の行動のブレが減るきっかけになりました。 さらに、お金を持ち続ける人は稼ぐより“回す”ことに意識を置いている、という視点も現実的で助かります。時間を買うための家電や環境づくりの例が具体的なので、自分はどこから手をつけられるのかが見えやすい。お金に強くなるというより、自分をコントロールする力が戻ってくる感じが近いです。 お金の話が苦手だけど、今のままの迷い方を続けるのもしんどい人に向く一冊だと思います。
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