
そろそろいい歳というけれど
ジェラシーくるみ
主婦の友社 / 2022-12-22
この本について
「普通って何なんだろう」「結婚の話題になると妙に疲れる」「親との距離感、いまだに正解がわからない」。私自身、日常のこういうモヤモヤにぶつかるたびに、周りの“平均”に無意識で引っ張られていることに気づく瞬間があります。そこから抜け出したいのに、指標がないから余計につらいんですよね。 『そろそろいい歳というけれど』は、その曖昧な圧に飲まれそうなとき、自分の立ち位置を静かに整えてくれる本でした。たとえば「普通」や「常識」で相手を説得しようとしてもうまくいかない理由が、すごく腑に落ちる形で書かれていて、対話の仕方をほんの少し変えるだけで、人間関係が軽くなる感覚があります。また、結婚やキャリアの「適切なタイミング」が実は存在しない、という視点も個人的には救われました。落ち着く日なんて来ないなら、今の自分のガソリン残量を見ながら選ぶしかない、という現実的な線引きが妙にしっくりくるんです。さらに、親や友人との距離の取り方についても、相手の事情を想像しながら関わるという姿勢が丁寧に描かれていて、自分の過去の振る舞いを反省しつつも、次にどう動けばいいかのヒントをもらえました。 誰かの“正解”に合わせるより、自分の輪郭を取り戻したい人に刺さる一冊だと思います。今の立場や環境に関係なく、そっと効いてくる考え方が多いので、焦りが積もっている時期ほど読んでみてほしいです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
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