
サバティカルタイム 「40歳の壁」を越える戦略的休暇のすすめ: 〜FIREではなく働き続ける生き方〜
尾石 晴
この本について
最近、「このまま働き続けていいのか」「選択肢が増えているはずなのに、自分の軸だけはぼんやりしたまま」みたいな感覚を抱える人、けっこう多い気がします。僕も同じで、仕事を続けるほど“どこに向かってるんだっけ”と立ち止まる瞬間が増えていきました。 この本が面白いのは、いきなり人生を変える方法を教えるんじゃなくて、“一度立ち止まるための時間の作り方”を丁寧に扱っているところです。目的を探すんじゃなくて、これまで選び取ってきた自分の経験から言葉を拾っていくこと。選択肢が限られた状況でどう動いてきたかを振り返ること。それだけで、自分の中の「方向」が少しずつ見えてくるんだなと感じました。あと、ネットでの働き方や発信の話も現実的で、自分の境界線をどう作るか、どんな人と一緒にいたいのか、といった“働くうえで避けて通れない悩み”にもちゃんと踏み込んでくれます。 結局のところ、自分の人生を決めるのは「選択・決断・覚悟」の3つだけ。でもその3つをちゃんと働かせるには、一度足を止める仕組みが必要なんだと腑に落ちました。忙しさに飲まれて「考えるための時間」がずっと後回しになっている人には、静かに効いてくる本だと思います。 こんな人に刺さります。今より少しだけ、人生のコントロール権を自分の手に戻したい人。
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