
6~11歳 子どもの気持ちがわかる本
イザベル・フィリオザ, アヌーク・デュボワ, and 土居佳代子
かんき出版 / 2022-06-08
この本について
子どもがかんしゃくを起こしたり、急に固まったように黙り込んだりすると、「どう関わるのが正解なんだろう」と迷うことってありますよね。頭では落ち着いて対応したいのに、つい感情でぶつかってしまって後から自己嫌悪…自分もそうでした。 この本が教えてくれるのは、「子どもの行動の裏に何が起きているか」を、脳の発達段階から丁寧に理解する視点です。たとえば、罰で黙るのは落ち着いたからではなく、身体が固まって動けなくなっているだけだという説明は、自分の声のかけ方を根本から見直すきっかけになりました。また、ただ優しく笑いかけてコップの水を渡す、そばに座る、散歩に誘うといった小さな関わりが、ストレスの緩和につながると知ると、「できることって意外と少しでいいんだ」と肩の力が抜けます。身体の接触がオキシトシンを生み、子どもが安心を取り戻すという話も、日常の些細な場面で試せる実感があります。 子どもの“困った行動”を正す前に、その背後の戸惑いやエネルギーの使い方に目を向けたい人には、とても静かに効いてくる本です。自分も、怒りを抑える方法を探すのではなく、「何に困っているのか一緒に見に行く」というスタンスに、少しずつ切り替えられるようになりました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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