
職場の困った人対応マニュアル
援川 聡
WAVE出版 / 2022-08-22
この本について
職場で「この人、明確にアウトではないんだけど…どう扱えばいいんだろう」とモヤモヤする相手っていませんか。表向きは普通なのに、気づいたら自分ばかりが気を使っていたり、頼まれごとが増えていたり。相手が悪いとも言い切れないからこそ、距離の取り方に迷うんですよね。僕もずっとここでつまずいてきました。 この本が面白いのは、そういう“グレーな困った人”をざっくりではなく、具体的な5つのタイプに分けているところです。攻撃してくるわけではないのに仕事を振ってくる人、被害者ポジションをうまく使ってくる人、悪気なく押し付けてくる人……思い当たるシーンが多くて、読んでいて「ああ、あれはこのパターンだったのか」と腑に落ちました。相手を変える魔法ではなく、巻き込まれやすい人の特徴や、どこで線を引けば疲れずに済むのかが淡々と書かれているのも実用的です。 特に「優しいからこそターゲットにされやすい」という指摘は、自覚はあるのに言語化できなかった部分を突かれた感じがしました。断れない癖や、注意を飲み込んで自分で処理してしまう兆しに気づけるだけでも、日常の負担はだいぶ減ります。 職場で“グレーな人”に振り回されがちな人に静かに効く本です。僕みたいに「できれば波風は立てたくないけど、そろそろ自分をすり減らしたくもない」と感じている人にはちょうどいい距離感だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの75%が集中しています。
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