
言語化の魔力 言葉にすれば「悩み」は消える (幻冬舎単行本)
樺沢紫苑
幻冬舎 / 2022-11-09
この本について
最近、できないことに頭を占領されたまま、ほんとに大事なことが見えなくなる瞬間が多いなと感じています。自分のせいにしてみたり、10年後どうなっているかもわからない心配を勝手に積み上げてみたり。考えれば考えるほど視野が狭くなって、ますます抜け道が見えなくなるあの感じ、よくわかります。 この本を読んで少し楽になったのは、「自分でどうにもできない領域にエネルギーを使っていないか」を言葉にして見直せたことでした。また、悩みをただ抱えるよりも、短く整理して言葉に落とし込むだけで、すでに半分以上は軽くなっているという視点も大きかったです。そして、専門家に頼ることを「逃げ」とせず、時間を取り戻す手段として扱う考え方も、自分の癖を見直すきっかけになりました。 全体として、この本は「前向きに頑張れ」と言うタイプではなく、悩みの正体をほどいていくような一冊です。悩んでいる自分が少数派ではなく、ごく普通の状態なんだと知るだけで、肩の力が抜ける人も多いはずです。 自分の思考が行き詰まっている感覚に心当たりがある人、あるいは最近ずっと同じ悩みを抱えてループしている人には、かなり刺さる内容だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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