
言いにくいことが言えるようになる伝え方 自分も相手も大切にするアサーション (ディスカヴァー携書)
平木典子
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2023-01-27
この本について
仕事でも私生活でも、「まあ…できなくはないし」と引き受けてしまって後でしんどくなること、けっこうありませんか。相手に悪く思われたくない気持ちと、自分の本音のあいだで揺れ続けて、気づいたら疲れだけが残っている。読者の方が保存していた抜粋を眺めていると、まさにこの “がまんを積み重ねた結果のモヤモヤ” に反応しているように感じました。 この本が助けてくれるのは、いきなり強くなることではなく、「自分の気持ちをつかむ」→「相手も尊重しつつ表現する」という小さなプロセスを丁寧に積み上げるところです。たとえば、怒りをぶつけずに「嫌な感じがしている」と静かに伝える方法や、「困った」「がっかり」といった手前の感情を言葉にしていく考え方。あるいは、断る場面でいきなりノーを出さず、相手の立場を理解しながら自分の事情も置いていくやり取り。どれもすぐに劇的に変わるものではないけれど、日常のコミュニケーションで「がまんの前に一度立ち止まる」余白をつくってくれます。 自分も相手も大切にしたいけれど、どう言えばいいのかわからない。そんな人に静かに効いてくる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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