
仕事の「質」と「スピード」が上がる 仕事の順番
田中耕比古
フォレスト出版 / 2023-03-18
この本について
仕事が終わったあと、「とりあえず結果は出たし、まあいいか」と流してしまうこと、正直ぼくもよくあります。うまくいった理由がよく分からないまま次の案件に入って、また同じところでつまずく。逆に、失敗したときは自分を守りたくて、環境のせいにしたくなる。頭ではわかっていても、毎日の仕事の流れの中で冷静に振り返る余裕ってなかなか持てないんですよね。 この本が効くのは、そんな“なんとなく働いてしまうサイクル”をいったん止めてくれるところだと感じました。成功も失敗も分解して「再現できる形」にする視点や、納期を守るためにまず“間に合いそうか”を先に判断する習慣。さらに、自己流に走る前に既存の型を押さえて進めることの重要性など、言われてみれば当たり前なのに、日々の忙しさで後回しにしがちなポイントが丁寧に整理されています。特に、相手の意向を確認するタイミングを仕事の最初に組み込むという話は、読んだその日から実務が変わる感覚がありました。 「ちゃんとやりたい気持ちはあるのに、仕事の流れが自分でコントロールできていない気がする」という人にほど刺さる本です。大きく構えた理想論ではなく、現実の業務で“明日少しラクになる一歩”を積み重ねるための考え方がまとまっています。読んだあと、自分の仕事の進め方を一つずつ見直してみたくなると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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