
図解 目標管理入門 マネジメントの原理原則を使いこなしたい人のための「理論と実践」100のツボ 「理論と実践」100のツボシリーズ
坪谷邦生
この本について
仕事のことを考えたいのに、頭の中が散らかっていて自分でも何に悩んでいるのか分からない時ってありますよね。チームの目標も、上司への説明も、日々の判断も「これでいいのか」と曖昧なまま進んでしまう。僕も同じで、そんな時期に限って視野が狭くなり、成果よりも“こなす”ことに意識が寄ってしまいます。 この本を読んで印象的だったのは、目標管理を「管理の道具」ではなく、自分の自由度を取り戻すための考え方として扱っているところです。たとえば朝の3ページを書くモーニング・ページは、目標の前にまず思考の霧を晴らすための工程としてすごく実践的ですし、アーティスト・デートのように意図的に“主観”を取り戻す習慣が、結果的に仕事の判断にも効いてくるのを感じます。また、マネジャーの役割を「貢献」という視点で整理してくれるので、肩書きや権限ではなく、どこに責任を置けば迷いが減るのかがつかみやすいです。 読んでみて思ったのは、目標管理と聞いて身構えるタイプの人ほど、この本が助けになるかもしれないということです。外から求められる目標に振り回されがちな人、自分の思考や感情の置き場所をなくしている人には特に刺さると思います。僕自身、チームのために何をすればいいか分からなくなった時、この本の「貢献」という軸にかなり救われました。 管理がうまくなりたいというより、“自分の立ち方”を整えたいマネジャーにちょうどいい一冊です。
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