
持たざる者の逆襲 まだ何者でもない君へ (幻冬舎単行本)
溝口勇児
幻冬舎 / 2023-12-20
この本について
仕事でも私生活でも、やりたいことがあるはずなのに、気づけば目の前のことで手一杯になって、そもそも自分が何を目指しているのか忘れてしまう。そんな時期ってありますよね。僕も同じで、目標を立てても数週間後にはぼやけてしまい、「結局何を大事にしたかったんだっけ」と立ち止まることがよくあります。 この本が効いたのは、そのぼやけた部分をどうやって “見える状態” に戻すか、現実的なヒントが散りばめられているところです。著者は神棚に手を合わせる話もしますが、スピリチュアルではなく、要は「自分の理想を毎日思い出す工夫を入れよう」という話なんですよね。そのおかげで、流れ星の例のように、いざという瞬間に自分が何を選ぶべきかが自然と定まっていく。さらに、調子の波との向き合い方や、脈拍が上がる場面に踏み込む意味など、行動レベルの変化につながる視点も多いです。 特に刺さったのは、成長は大げさな挑戦からではなく、「自分がコントロールできる範囲を丁寧に見直すこと」から始まるという姿勢でした。周りではなく、自分の理解や選択を一度立ち止まって確かめる。その積み重ねが、気づけばチャンスを掴める側に回る土台になると語られています。 今のままでは何となくもったいない気がする。でもいきなり大きく動く勇気は出ない。そんな人に静かに刺さる一冊だと思います。
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