
付加価値ファースト 〜常識を壊す旭鉄工の経営~
木村 哲也
この本について
製造現場の数字って、毎日見ているはずなのに「本当にこれで判断していいのか…?」と迷うことが多いですよね。可動率も利益も“感覚”で語られがちで、そもそも正しい前提がそろっていない気がする。僕自身、改善活動をしていても、どこがボトルネックなのか腑に落ちないまま進めてしまうことがよくありました。 この本が面白いのは、改善を“根性論や職人芸”ではなく、データに基づく現実的な仕組みに落とし込んでいるところです。停止時間が実際より2割短く記録されるとか、CTは人や設備の状態で常に揺れているとか、現場でなんとなく気づいていた違和感を具体的な数字で示してくれる。さらに、月次データから回帰直線を出して利益体質そのものを見る方法は、単月の数字に振り回されがちな人にはかなり効きます。改善を“やるかやらないか”ではなく、“どこを触ると利益がどう変わるのか”という視点に変わる感覚があります。 読んでいて特に感じたのは、付加価値という軸でラインの稼働や利益を見える化していくと、現場と経営の会話がようやく噛み合い始めるということ。値上げ交渉で実績データを出せる強さや、材料費高騰に左右されない体質づくりなど、地に足のついた話が多いので、中小企業でも「これならやれる」と思えるはずです。 現場改善が“属人化した努力”になっている会社、または数字があっても意思決定に使い切れていない感覚がある人には特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要





