
強いチームはなぜ「明るい」のか (幻冬舎新書)
吉岡眞司
幻冬舎 / 2024-07-31
この本について
やりたいことはあるのに、日々の忙しさに流されて気づけば何も進んでいない。そんな自分に軽く落ち込むこと、僕もよくあります。目標は立てたはずなのに、なぜか腰が重い。チームでも個人でも、同じようなモヤモヤを抱えている人は多い気がします。 この本がよかったのは、前向きになるための“気合”ではなく、現実的に心と行動を整えていく視点が多かったところです。たとえば、目標の前にまず「目的」を明確にするだけで、意欲の出方が変わるという話。言われてみれば当たり前なのに、自分では気づきにくい部分でした。さらに、マイナスな言葉が出てしまうのは仕方ないけれど、出たあとにどう上書きするかで流れが変わる、という考え方も実用的でした。小さく「ありがとう」と言ってみるとか、気づかれないガッツポーズをしてみるとか、日常で試せるものばかりです。 もう一つしっくりきたのは、成功には「社会的な成功」と「人間的な成功」があって、後者を描けていないとブレやすいという点です。誰のために頑張るのかが見えていないと、途中で気持ちが折れやすいのは、自分の経験とも重なりました。これを読んでから、仕事でもチームでも、相手の“いいところ”をちゃんと見る習慣を意識するようになり、関わり方が少しだけ優しくなった気がします。 自分やチームの雰囲気をどう明るくしていくか、現場レベルの言葉で知りたい人に刺さる本です。
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