
物価を考える デフレの謎、インフレの謎 (日本経済新聞出版)
渡辺努
日経BP / 2027-11-26
この本について
物価のニュースを見るたびに、「結局いま何が起きてるのか自分では説明できない…」とモヤっとすることが僕にもあります。値上げは感じるのに、なぜ日本だけ長くデフレだったのか、なぜ急にインフレ予想が動き始めたのか。その因果を自分の言葉でつかめないまま日々を過ごしていました。 『物価を考える』は、そのモヤりをほどくときにちょうどいい距離感の本でした。企業と労組の予想がズレると価格と賃金の循環がどう歪むのか、あるいは「値上げから逃げる」日本の消費者行動がどれだけ特異なのか。よくある精神論ではなく、実際のデータや意思決定のタイムラグを軸に、日本の経済がどう“異端化”したのかを静かに示してくれます。僕の場合は、値上げや賃上げのニュースを数字ではなく“現場の判断”として理解できるようになったのが大きかったです。 とくに、政府・日銀が総需要から総供給の管理へ舵を切った話や、インフレ予想が動いた瞬間に企業と消費者の行動がどう変わったのかは、日常で感じていた違和感を説明してくれるものでした。経済に明るくない人でも、なぜいまの物価がこうなっているのかを自分の視点で語れるようになると思います。 「値上げや賃上げのニュースを“ただの景気の話”で終わらせたくない人」にじわっと刺さる本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要





