
読書する脳 (SB新書)
毛内 拡
SBクリエイティブ / 2025-11-07
この本について
スマホで読んでいると内容が入ってこなかったり、オーディオブックを流しているのに気づけば別のことを考えていたり、最近どうも「読んだ気になって終わってる」ことが増えた気がします。情報は増えているのに、理解が浅くなっていくようなあの感覚。自分だけかなと思っていたら、どうやら脳の仕組みそのものが関係しているらしいと、この本を読んで腑に落ちました。 『読書する脳』は、紙・デジタル・音声、それぞれの読み方で脳がどう動いているのかを丁寧に説明してくれます。たとえば、スマホ読書でため息が減ってしまうとか、オーディオブックは深く考える「間」が生まれにくいとか、言われてみれば確かに心当たりがあることばかりなんですよね。同時に、紙でゆっくり読むことが記憶の定着につながる理由や、精読がただの「非効率」ではない根拠も示されていて、読書スタイルを見直すきっかけになります。 さらに、この本が刺さったのは「精神的自由」という切り口でした。通知やランキングに振り回されて、本当に読みたいものにたどり着きにくくなっている現状を脳科学から説明してくれるので、自分の読書時間をどう守るかを考え直せます。誰かの評価ではなく、自分の興味で選びたい人にはとくに響くはずです。 読み方そのものを変えたいけれど、何から手をつければいいか分からない人に向いている一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
読書の順序
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