![[図解]池上彰の 世界の宗教が面白いほどわかる本 池上彰のニュースが面白いほどわかる本シリーズ (中経の文庫)](https://m.media-amazon.com/images/I/81SwjFZmAPL._SY500.jpg)
[図解]池上彰の 世界の宗教が面白いほどわかる本 池上彰のニュースが面白いほどわかる本シリーズ (中経の文庫)
池上 彰
KADOKAWA / 2013-08
この本について
異文化や宗教の話って、知っておいたほうがいいのは分かるけれど、実際は「どこから手をつければいいのか分からない」「ニュースで聞く単語の背景がつながらない」というモヤモヤがつきまといます。中東の情勢にしても、イスラム教の教えにしても、自分の知識の断片がその都度グラつく感覚があるんですよね。 この本は、そのグラつきを静かに整えてくれます。たとえば、イスラム原理主義とテロリストを短絡的に結びつけないという視点や、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の流れが一本の線として見えてくる構造は、ニュースを読む時の土台になります。また、豚肉禁止の理由や六信五行など、教えの根拠を知ることで「宗教的だから…」で片づけず、実際の生活や歴史に根づいたリアルな動機が分かるようになります。さらに、ブータンの話のように、宗教が人の価値観や幸福感にどう影響するのか、日常レベルの感覚で理解できるのも大きかったです。 宗教を賛美するでも否定するでもなく、ただ「世界はこう見えている人たちもいる」と静かに教えてくれる本なので、ニュースの背景が気になり始めた人や、宗教をめぐる対立の理由を一度整理したい人に特に向いています。自分の世界の見え方が、ひとつ深くなるきっかけになると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
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