
40字要約で仕事はどんどんうまくいく
原田 虔一郎
この本について
仕事の説明や報告を書いていて、「結局何が言いたいの?」と自分でも迷子になることってありませんか。会議で発言しようとしても、思考がまとまらずに結局ふわっとしたまま終わる。情報は追っているつもりなのに、頭の中はいつも散らかったまま……。自分もずっとこの感じに悩んでいました。 この本が面白いのは、いきなり“文章の書き方”を直そうとしないところで、まず「40字に収める」という制限を通して、読む・考える・判断する力を整えるアプローチを取っている点なんですよね。40字だと要点は一つ、多くて二つまで。だから否応なく、文章を分解したり、不要な部分を削ったり、どこを使うか判断したりする必要が出てきます。ここがまさに読者の方が抜粋で保存していたポイントで、練習を積むほどに読解力や思考の筋道が自然と整っていく感覚があります。 個人的にいちばん効いたのは、長くて複雑な文章を短く並べ替える練習。これはそのままプレゼンや報告書に直結しますし、日々読むニュースのスタンスを見抜く目にもつながっていきます。情報力や企画の発想まで広がっていくのは、副産物のようでいて、確かに腑に落ちる流れでした。 自分の思考の散らかりをどうにかしたい人、特に「読む量はあるのに、仕事に落とせていない気がする」というタイプには、静かに刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
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