
そうだったのか現代思想 ニーチェからフーコーまで (講談社+α文庫)
小阪修平
講談社 / 2002-11-20
この本について
日常でふと「何を基準に考えればいいのか」がわからなくなる瞬間ってありますよね。正しさを探そうとしても、人によって言うことが違うし、かといって全部“相対的です”で済ませるのも落ち着かない。僕自身、その宙ぶらりんな感じにずっと悩んでいました。 この本は、そんな揺れの正体を少しずつ言語化してくれる一冊でした。ニーチェが「哲学者はなぜそう考えるのか」という“内側の動機”を基準に持ち込んだ話や、相対主義が流行した背景をたどるくだりを読んでいると、今の自分の迷いも、ただ個人的なものじゃなくて思想史の流れの上にあるんだなと気づけます。また、ヘーゲルやサルトル、レヴィストロースのぶつかり合いを追っていくうちに、物事を一つの軸だけで判断しようとしていた自分の視野がゆるむ感じがありました。わからないものをわからないまま置いておく態度や、意味の消費が進む現代の感覚に触れられるのも、今の生活に意外と響きます。 「絶対の基準がほしいけど、どこにもない気がして落ち着かない」という人には特に刺さると思います。思想の難しい話をしているはずなのに、読み進めるうちに自分の考え方のクセがほどけていく、不思議に実用的な本でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの35%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要
![ニーチェ[超]入門 生きるための哲学](https://m.media-amazon.com/images/I/91rcRzoTWtL._SY500.jpg)



