
無病法
ルイジ・コルナロ and 中倉 玄喜
PHP研究所 / 2025-12-01
この本について
食べすぎている自覚はあるのに、「忙しいし仕方ないよな」と流してしまうこと、けっこうありますよね。体調が乱れると気持ちまで重くなるのに、何をどう変えればいいのかは意外と分からない。僕もずっとその堂々巡りでした。 『無病法』を読んで刺さったのは、「空腹の時間に体は修復している」という視点でした。空腹=我慢ではなく、体の内部で起きている代謝の動きを想像すると、食べすぎの習慣をほんの少し止めやすくなる。また、人は“内部から崩れる”という言葉のとおり、食べる行為だけが細胞レベルに直結しているという説明は、日々の食事を見直すきっかけとして現実的でした。さらに、歩くことや感情の乱れを避けることなど、生活全体を大きく変えずにできる調整が多いのも、この本が息苦しく感じない理由です。 食事量を減らすことを推奨する本は世の中にいくらでもありますが、本書は「年齢を重ねたら、量も逆行させる」という当たり前だけど見落としがちな発想を丁寧に示してくれる。砂糖の影響や食後の過ごし方まで触れていて、生活の中で“どこを少し変えるか”の判断がしやすくなります。 自分の体の声を聞く感覚を取り戻したい人に向いている一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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