
申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。
カレン・フェラン and 神崎朗子
この本について
仕事で「考える余裕がなくなってきたな」とか、「評価指標や計画づくりに振り回されて、本質的な話がどこかに消える…」みたいなモヤモヤ、けっこうありますよね。自分もプロジェクトが複雑になるほど、資料やKPIのために働いている気がして、何かがおかしいと思う瞬間があります。 この本は、そんな感覚に正面から向き合ってくれる一冊でした。特に刺さったのは、計画そのものより“考える行為”に価値があるという話。作戦はどうせ現場で崩れる、でも作戦を立てるプロセスは思考を広げ、変化に対応するための知力を育てる。これは仕事でもそのまま当てはまります。また、評価指標やツールを目的化してしまう怖さについても具体的で、ダッシュボードばかり見て道路を見ていない状態、まさに自分もやっていたと胸が痛みました。さらに、人間性を削ってまで効率を追いかけると組織が弱るというメッセージも、現場の空気を知っている人なら実感があると思います。 派手な処方箋はないけれど、「結局、人が考え、人が動く」という当たり前を取り戻したい人には深く刺さる本です。仕事のやり方がどこか噛み合っていないと感じている方に、静かに効いてきます。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの12%が集中しています。
読書の順序
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