
潜在意識をとことん使いこなす
C・ジェームス ジェンセン、大沢 章子
この本について
最近、「本当はもっとできるはずなのに、なぜか動けない」「頭では分かってるのに、気持ちがついてこない」という相談をよく受けます。自分の癖や思い込みが足を引っ張っている気はするけれど、具体的にどこから手をつければいいのか分からない。そのモヤモヤ、かなり分かります。僕自身も同じ場所で止まっていた時期が長かったので。 この本が面白いのは、潜在意識という少しスピ寄りにも見えるテーマを、実際の行動がどう変わるかに落とし込んでいるところです。たとえば、「自分にはこんな人間だという考えがあって、正しいか分からなくてもその通りに動いてしまう」という指摘は、日常のちょっとした判断にも心当たりがあるはずです。また、「思い描いたものがそのまま潜在意識への指示になる」という話は、考えごとの質を見直すきっかけになります。自尊心についても、できない部分よりも“どこがいいか”に目を向ける人は、結果として動きやすくなるという説明が腑に落ちました。 派手な成功の話よりも、毎日の思考習慣を静かに整えたい人に向いています。とくに、「自分にどんな考えが刷り込まれているのか、一度ちゃんと見直してみたい」と感じている人にはしっくりくるはずです。自分の中の声をどう扱うかを、少し丁寧に考えたいときの一冊です。
読書インサイト
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多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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