
自分を変える読書術 学歴は学〈習〉歴で超えられる (SB新書)
堀 紘一
この本について
仕事で判断に迷うときって、「そもそも何が問題なんだろう…」というところで足が止まることが多い気がします。正解がほしいわけじゃなくて、状況のどこを見ればいいのか知りたいだけなのに、その視点がなかなか育たない。忙しさをごまかしに使いながら、読書もつい流し読みになってしまう。そんなときに読んだのがこの本でした。 堀さんの語り口は決して柔らかくありませんが、「問題を見つける力」「観察力」「微妙な差異に気づく感受性」という、仕事の根っこにあるスキルをどう鍛えるかがとても具体的でした。小説を読む意味を“感受性を磨く訓練”として語るあたりも実践的で、読書を単なるインプットではなく“自分の仕事の見え方を変える装置”として扱っているのが印象的です。さらに、月ごとにテーマを決めて読むという考え方も、行き当たりばったりの乱読に悩んでいた自分にはちょうどよく刺さりました。 結局のところ、読書量ではなく「どれだけ視点が変わったか」がすべてなんだと思います。この本はその変化を起こすための“読み方そのもの”を提示してくるので、派手ではないけれど確実に効くタイプです。なんとなく読書に迷いがある、あるいは“読む意味”をもう一度見直したい人に向いている一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
読書の順序
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