
とっさのしぐさで本音を見抜く
トルステン・ ハーフェナー、柴田 さとみ
この本について
人と話していて、「この人ほんとはどう思ってるんだろう」とか、「相手の反応が読めずに動き方を間違えた気がする」とか、そういう小さな不安ってなかなか減らないですよね。僕もけっこう観察しているつもりでも、場がズレてしまう瞬間があって、あとから一人反省会になることが多いです。 この本が面白いのは、曖昧に感じていた“違和感”を、身体の動きという手がかりで「具体的に拾えるようになる」ところです。たとえば、相手が普段と違う動きをしたときに初めて意味を考えるべきだという話は、仕事でも恋愛でもそのまま使えます。無意識のしぐさが増えるとき、人は緊張していたり嘘をついていたりする可能性が上がるという説明も、実際の場面がすぐ浮かぶくらいリアルです。そして何より、自分の姿勢や動きが思考や感情に影響するというパートは、他人を見るだけじゃなく、自分の整え方としても役に立ちました。 読みながら「結局、相手を見る前に“いつもの自分”をちゃんと知ることが大事なんだな」と気づかされます。恋愛のシグナルっぽい話も出てきますが、内容はもっと普段づかいしやすい地に足のついた観察の話が中心です。 「人の気持ちを読むのが苦手だけど、無理にキャラを変えたくはない」という人には特にしっくりくるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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