
10分で読み解く!一流の営業マンになるための財務分析
大野 潔
ごきげんビジネス出版
この本について
営業をやっていると、商品の説明は十分できているはずなのに、相手の懐に入れない感覚が続くことがあります。ヒアリングのつもりが雑談で終わってしまったり、クライアントの課題を聞いているようで、実は表面的な情報しか拾えていなかったり。自分でもどこが停滞しているのかうまく言語化できないまま、経験だけで乗り切ってしまう時期ってあります。 この本が面白いのは、「営業力=話し方」ではなく、「相手の状況を読み解く力」だとかなり具体的に示してくれるところでした。財務諸表の勘定科目を覚えるのではなく、数字の羅列からメッセージを拾い、仮説に落とし込むプロセスが丁寧に描かれています。例えば、特別損益に経営者の意思が表れやすいとか、自己資本比率の変化にどんな背景があり得るのか、といった“読み方”がそのままヒアリングの深さにつながる感覚があります。また、パブリック情報とシークレット情報を四象限で整理する考え方が、相手との会話の質を上げてくれるのも実感しやすいところでした。 結局のところ、財務分析ができるようになること自体が目的ではなく、「何がわからないか、がわかる状態」になることが営業に効いてくるんだと思います。相手の悩みを一緒に考える姿勢を持ちつつ、数字から得た視点を静かに差し出せる人には、かなり刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの53%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要





