
君はどこにでも行ける
堀江貴文
徳間書店 / 2016-03
この本について
最近、動きたい気持ちはあるのに、どこかでブレーキを踏んでしまうことが増えていませんか。お金の不安とか、周りの目とか、「今の場所を離れるのは怖い」という気持ちとか。頭ではわかっているのに、足が前に出ないあの感じです。自分も何度もそこで立ち止まってきました。 『君はどこにでも行ける』は、そのブレーキの正体をふっと軽くしてくれる本でした。大げさな成功論ではなく、「時間は命だよ」とか「学校のコミュニティだけが世界じゃない」といった、ごく当たり前なのに見落としていた視点を丁寧に示してくれる。例えば、行列に何時間も並ぶことより数千円払って時間を買う、という発想転換は、日常レベルで効く人も多いはずです。あるいは、福岡とソウルの距離を並列で語るように、国境を物理ではなく“思い込み”として扱う感覚も、自分の行動範囲を急に広げてくれます。 読んで感じたのは、「大きく変われ」と言っているわけじゃない、ということです。むしろ、知らない路地に一歩入ってみるくらいのノリで十分だと背中を押してくれる。その一歩の積み重ねが、気づいたら自分の世界を更新してくれるんだと思います。 いまの場所に違和感があるけど、大移動する勇気までは出ない人にこそ、静かに刺さる本です。どこへ行くかより、「どこにでも行けると思える状態」をつくりたい人に向いています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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