
『キングダム』で学ぶ 乱世のリーダーシップ (集英社学芸単行本)
原泰久 and 長尾一洋
この本について
仕事で人をまとめる場面が増えてくると、「自分はリーダー向きじゃないんじゃないか」とか、「熱量や覚悟なんて簡単に出せるもんじゃない」と、心のどこかで引っかかる瞬間があると思います。勢いだけで突っ走るのも違うし、慎重すぎても前に進めない。そのバランスが難しくて、私もよく悩みます。 『キングダム』で学ぶ乱世のリーダーシップは、そういう迷いを真正面から扱ってくれる一冊でした。たとえば孫子の「将の五危」を取り上げながら、自分の資質が裏目に出る瞬間があることを淡々と教えてくれるし、政や信のように、ビジョンや覚悟がどこから生まれるのかを丁寧に言語化してくれます。「覚悟しろ」みたいな乱暴な話ではなく、誰かを背負う実感や、細部に口を出したくなる理由など、現実の仕事にもそのまま落とし込める視点が多いのがありがたいところです。 また、部下育成の場面がくり返し出てくるので、育てるには時間がかかるし、成長という報酬を用意する必要があるという考え方は、日々のマネジメントを少しだけ楽にしてくれます。「細かいことに口出しする自分はダメなのかも」という罪悪感を、別の角度からそっとほぐしてくれる感じもあります。 派手な成功談ではなく、迷いながら前に進むリーダー像が描かれているので、「肩書きだけ先に大きくなってしまった気がする人」には特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




