
お金の原則 (光文社知恵の森文庫)
邱 永漢
この本について
お金のことで悩んでいるときって、「収入が少ないからだ」とか「もっと効率のいい投資を探さなきゃ」とか、つい“外側”に原因を求めがちですよね。僕もずっとそうでした。でも実際には、通勤に縛られている時間の扱いだったり、人との接し方だったり、日常のささいな行動がじわじわ効いてきているんじゃないか…と、この本を読みながらハッとしました。 邱永漢さんの『お金の原則』は、お金そのものより「お金が寄ってくる人のふるまい」を淡々と描いてくれます。たとえば、職住接近で拘束時間を減らすと貯まり方が変わるとか、人に先回りして手を貸す人には自然と話が集まるとか、イヤがられる仕事ほど自分を強くするとか。どれも派手ではないけれど、明日からの小さな行動を変えるには十分すぎる視点でした。お金への執着を少しゆるめたときにむしろ巡りがよくなるという話も、焦っている時期ほど沁みます。 結局のところ、「どう稼ぐか」より「どう時間を使うか」「どう人と向き合うか」がお金と密接につながっているんだなと実感させられました。数字よりも生活そのものを整えたい人にこそ向く本です。こんがらがったお金の悩みを、日常の行動レベルに引き戻したいときにおすすめです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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