考具 考具シリーズ

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加藤 昌治

累計読者数54
平均ハイライト数 21.2件/人
star総合評価 71/100
start序盤集中型

この本について

アイデアを考えなきゃいけないのに、頭がまっ白になるときありませんか。僕もよくあって、「結局センスの問題なんじゃ…」と落ち込んでしまうことがありました。でも実際は、頭の使い方を知らないだけで、本当に必要なのはひらめきより“扱い方”なんだと、この本でだいぶ救われました。 特に効いたのは、曖昧なアイデアをそのまま眺めて悩むんじゃなくて、まず「分解する」こと。景気が良くなるって何?と言われて急に「給与明細を嬉しそうに開けてる自分」まで落とし込むあの感じです。抽象を嫌がらずに具体まで降ろすと、次にどう動けばいいかが見えてくる。それから、既存の要素を組み合わせるだけでいいという考え方も肩の力が抜けました。クルマならクルマのことだけ…と自分の発想範囲を勝手に狭めていたのに、関係なさそうな要素を引っ張り込んでいいと言われて初めて、ようやく自由に考えていいんだと思えました。 そしてもう一つは、メモの扱い方。人はすぐ忘れるから、気になったらちょっとだけ書いておく。上手な絵じゃなくてもいい、文字と絵を一緒に落とし込むと頭の動きがぜんぜん違う。考える以前の“ネタ素”を日常で集めること自体が、後の企画を楽にしてくれるんですよね。 ひらめき体質じゃない自分を責めがちな人ほど、この本はしっくりくると思います。アイデアとは選ばれた天才のものじゃなく、拡げて絞るという流れを淡々と続けられるかどうか。その視点に気づくと、企画をつくることのハードルがすっと低くなりました。

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