
敬語の使い方が面白いほど身につく本 ―――あなたの評価を下げている原因は「過剰」「マニュアル」「繰り返し」 (ビジネスベーシック「超解」シリーズ)
合田敏行 and 一般財団法人NHK放送研修センター日本語センター
この本について
仕事で話していて、「別に失礼なことは言ってないはずなのに、なんか空気がギクッとするな…」みたいな瞬間ってありませんか。自分では丁寧にしているつもりでも、相手には「軽い」「馴れ馴れしい」「雑に扱われた」と受け取られることがあって、僕もそこがずっとモヤモヤしていました。敬語って、言葉そのものより“距離感の調整”がむずかしいんですよね。 この本が面白いのは、そこを根性論じゃなく具体的な“言い換え”で示してくれるところです。例えば、つい「ありがとうございます」を連発してしまう場面で「おそれいります」を使うと、場がすっと締まる感じがあるとか。「はい」「わかりました」で済ませがちな指示に対して、「かしこまりました」と返すと、相手が安心してくれるとか。どれも特別なテクニックじゃないんですが、実際の会話でどう響くかが書かれていて、翌日からすぐ試せます。あと、あいまいな返事を避けて“自分が責任を持てる範囲”を言葉で示すという考え方は、仕事の姿勢そのものを整えてくれる感覚がありました。 敬語が苦手というより、「正しくは言っているはずなのに、なぜか伝わり方で損している気がする」という人に特に刺さる一冊だと思います。僕自身もまだ迷いながらですが、こういう細かい言い換えが積み重なると、コミュニケーションってだいぶ変わるんだなと感じました。
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