なぜ「戦略」で差がつくのか。―戦略思考でマーケティングは強くなる―

なぜ「戦略」で差がつくのか。―戦略思考でマーケティングは強くなる―

音部大輔

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star総合評価 76/100
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この本について

仕事で判断がぶれるときって、「結局いま何が問題なんだっけ?」が曖昧なまま動いてしまっていることが多い気がします。目的も資源もふわっとしたままだから、上司との認識もズレるし、競合の動きに振り回されるし、自分でも何に集中すればいいのか分からなくなる。僕自身もよくその状態に陥っていて、会議後にどっと疲れるタイプです。 この本が助けてくれたのは、まず目の前の問題を掘り下げる感覚を取り戻せたことでした。「いま何が問題か?」と自分に問い続けるだけで、やるべきことの優先順位が勝手に整理されていきます。そして、目的を小さな局面に分けて、手持ちの資源をどこに置くと意味があるのかを冷静に見られるようになります。やみくもに頑張るのではなく、論理で疲れを減らす感じに近いです。また、社内外の状況が変わったときに戦略を見直す発想も腑に落ちました。取引先の合併や代理店の人材など、自分では動かせない外部資源も戦略の一部なんだと意識できるだけで、判断の精度が変わってきます。 戦略と聞くと構えるかもしれませんが、この本は「視点が変わると考えることも変わる」をほんの少し実感できる一冊です。仕事の意思決定で迷うことが多い人、あるいは組織の目的と自分の動きが噛み合わない感覚を抱えている人には特に刺さると思います。

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