
説得の戦略 交渉心理学入門
荘司雅彦
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2017-06-22
この本について
人と話していて、「言っていることは間違ってないはずなのに、なぜか伝わらない…」みたいな場面ってありませんか。自分の中では理屈も筋道も通しているのに、相手はまったく動かない。そのたびに、説得って何なんだろうと手が止まることがあります。 この本を読んで一番刺さったのは、相手の考え方そのものを変えようとしないほうが結果的にうまくいく、というところでした。人にはそれぞれ「スキーマ」があって、そこを揺らすのはほぼ不可能。むしろ、相手の棚の中に自分の提案をそっと置くように、想像しやすい形にするほうが動いてもらえる。具体的な行動として「晴れている時や落ち着いている時に話す」「相手が欲しているメリットを最初に探す」「欠点を先に出して信頼を確保する」など、明日すぐ試せるものばかりなのが助かりました。 そしてもう一つ、この本は“説得の主導権”を自分が握らなくていいと言ってくれます。人は自分で決めたと思えたときだけ動く。こちらは聴くことに徹し、相手の中にある理由を引き出す。それだけで、無理に言葉を積み上げるよりよほど前に進むことがあると知って、肩の力が抜けました。 仕事で交渉や折衝の場面が多い人よりもむしろ「人と話すたびに、どこか噛み合わない感覚を持っている人」に静かに効いてくる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要





