
ブランディング 7つの原則【改訂版】 成長企業の世界標準ノウハウ (日本経済新聞出版)
インターブランドジャパン
日経BP / 2017-07-19
この本について
ブランディングに関わっていると、「結局どの部門が担うべきなのか」「広告っぽい話で終わってしまうのでは?」みたいなモヤモヤって、なかなか消えないまま積み重なっていく気がします。僕自身、現場の温度と経営の視点の間で迷子になることが多くて、そのたびに立ち返る軸が欲しいと思っていました。 この本は、そういう“どこから手を付けたらいいのか分からない”状態を、少しずつほどいてくれるタイプの一冊でした。特に刺さったのは、ブランドを「常に変化するビジネスアセット」と捉え、広告やデザインの話に閉じず、採用・接客・組織づくりまで含めた企業活動全体の話として扱っているところです。従業員の行動設計や、タッチポイントの見直しなど、実際の現場でどんな変化が必要なのかが描かれていて、読んだあとに「うちならまずここだな」と具体的に考えられました。また、企業が自分では気づきにくい盲点に、外部パートナーをどう使えばいいのかが現実的に書かれているのもありがたかったです。 宣伝の言葉ではなく、ブランドを“最愛の選択肢”に育てるには何を捨て、何を軸にするかを腰を据えて考えたい人に向くと思います。僕と同じように、ブランディングが「ふわっとしたもの」に見えてしんどかった人ほど、落ち着いて読める内容です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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