
死ぬほど読書 (幻冬舎新書)
丹羽宇一郎
この本について
仕事で判断を迫られたり、感情の扱いに迷ったり、そもそも「このままの知識量で大丈夫なんだろうか」と不安になる日ってあります。忙しいくせに週刊誌的な情報ばかり追ってしまい、結局なにも積み上がっていない気がして、落ち込むこともあります。 『死ぬほど読書』は、そんなモヤモヤを「もっと頑張れ」と背中を押す本ではなくて、読書を通して自分の軸をつくるってどういうことかを、静かに示してくれる一冊でした。怒りを無理に抑えないほうがいいという話や、一次情報に触れに行く姿勢、心に栄養が足りないと動物的な衝動に振り回されるという指摘など、どれも日常の小さな行動に落とし込みやすいです。読書量の多さを誇るというより、「知らないことを知る姿勢」が教養なんだと語る視点も、変なプレッシャーがなくて読みやすいです。 派手な成功論とは違い、淡々としていながら、読むほどに自分の思考のクセが見えてきます。読み終わったあと、雑誌やネット記事を眺めるときの温度が少し変わりました。これは、情報を“考える”ことで初めて知識になるという言葉が腹に落ちたからだと思います。 日々の情報に振り回されやすい人、感情の揺れをコントロールしきれない人、そして「何を読めば軸が育つのか迷っている人」に、静かに効く本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
読書の順序
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