
最後の医者は雨上がりの空に君を願う(上) (TO文庫)
二宮敦人 and syo5
TOブックス / 2018-04-02
この本について
最近、仕事でも私生活でも「自分は何に向かってるんだろう」と立ち止まる瞬間が増えてきました。やりたいことがあるはずなのに言語化できなかったり、逆に何も浮かばなくて焦ったり。目の前のことをこなすだけで一日が終わっていくと、主体性とか生き方とか、考える余裕もなくなりますよね。 『最後の医者は雨上がりの空に君を願う(上)』を読んでいて刺さったのは、まさにそんな“流されがちな自分”をそっと掴んで揺さぶってくるところでした。医者として何を大事にするかという話に見えて、実は「必要とされるから設備が整う」という一文が、仕事の順番や自分の価値の考え方を少し変えてくれる。そして、人生の回数を意識する描写は、当たり前に続くと思っていた日常にも期限があることを、静かに思い出させてくれます。さらに、病気も性格もクセも「一生つき合うもの」として淡々と受け止める姿勢は、問題を特別扱いしすぎていた自分を軽くしてくれました。 大げさに生き方を変えなくてもいいけれど、自分の中の小さな勇気を見落としていた人には、じわっと効くと思います。迷いながらでも前に進みたい人に刺さる一冊です。
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ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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