
薬屋のひとりごと 5 (ヒーロー文庫)
日向 夏、しの とうこ
Square Enix / 2019-07-25
この本について
仕事でも人間関係でも、頭ではわかっているのに気持ちがついてこない時ってありますよね。人の話を聞くだけじゃ腹落ちしないし、経験ってどう積めばいいのか…と悩んでしまう。僕も同じで、迷っている最中にこの巻を読んで、少しだけ視界がひらけた感じがありました。 読者が保存していた場面を見ていると、誰かとの会話の中でふと過去を思い出したり、身分や立場を忘れて無邪気に林檎をかじる姿に笑ってしまったり、そういう「人間としての揺れ」が気になったのかなと思います。この巻は、猫猫が人との距離を測りきれずに戸惑ったり、経験を通してしか掴めない感覚にぶつかったり、派手な事件とは別に“生活の中で育つ変化”が多いんです。読んでいるこちら側も、理屈より体感のほうが記憶に残るな…としみじみさせられます。 特に、他人の一言や仕草からふと心が揺れる瞬間が多くて、自分の中にも同じ反応があることを思い知らされます。派手な解決に頼らず、日常の積み重ねで少しずつ変わっていく姿勢が、「経験はただ聞くよりもずっと身につきやすい」という一文にそのまま重なっていました。状況に振り回されながらも、自分のペースで考えたい人に向いている一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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