
201冊目で私が一番伝えたかったこと
苫米地英人
この本について
仕事で決め切れないときって、「自分の決断力が弱いだけなのか…」みたいな落ち込み方をしがちですが、実際には“判断する土台”そのものが足りていないだけ、ということも多いんですよね。あるいは、未来を変えたいと思いながらも、気づけば過去の延長線上で物事を考えてしまう…そんなモヤモヤを抱えている人には、けっこう刺さる本だと思います。 この本が面白いのは、「決断力より情報収集力のほうが大事」という現実的な視点や、「自分が見えている世界は脳が勝手に作ったスコトーマだらけ」という指摘が、実際の行動を変えるヒントになってくるところです。たとえば、相手に何かを伝えるときにデータ・ワラント・クレームをセットで扱うという話は、仕事の場での“説明の質”を一段上げてくれますし、ゴールを現在形で設定する話は、抽象理論に見えて意外と日常に落とし込みやすい。過去に縛られがちな思考パターンを、少しずつ剥がしていく感じがあります。 リーダーシップのところで語られる「同調能力」も、カリスマ的に振る舞えという話ではなく、余計な説明を省いて本質を伝えるための“あり方”に近くて、無理に背伸びしないでも実践できるのがいいところです。 目の前の現実の見え方を変えたいけれど、精神論だけでは動けない…そんな人に合う一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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