
モテたいわけではないのだが ガツガツしない男子のための恋愛入門 (文庫ぎんが堂)
トイアンナ
この本について
恋愛に限らず、人と話すときに「変に思われないかな」と力んでしまうことってありませんか。相手が異性だと、なおさら会話のテンポがつかめず、自分の話ばかりしてしまったり、逆に何も言えなくなったり。頭ではもっと自然に接したいと思っているのに、体がついてこない感じです。 この本は、そんな“気を遣いすぎるタイプ”の人にちょうどいい距離感を教えてくれます。たとえば相手をソファ席に座らせるとか、飲み物が減ってきたら一声かけるとか、親戚のおじさんになったつもりで気楽にふるまうとか、どれも大げさじゃないのに実際に試すと肩の力が抜けていくんですよね。自分の近況を少しだけ話して「あなたはどう?」につなげる流れも、会話が苦手な人ほど助かるはずです。 もう一つ響いたのは、「これがあればモテなくても幸せと言えるものを持つ」という視点。恋愛がうまくいかないのは魅力以前に“嫌われたら終わりだ”と自分を追い詰めてしまうせいで、趣味でも仕事でも、自分が夢中になれるものがあるだけで余裕が生まれる。すると、相手に過剰な期待を乗せずにいられて、結果として会話が自然になる。これは僕自身かなり救われました。 ガツガツいくつもりはないけれど、もう少し人と向き合うのが楽になりたい人に向いている一冊です。恋愛のテクニック本というより、緊張しがちな自分との折り合いのつけ方を教えてくれます。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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