
一生食べていくのに困らない 総務の仕事力
小川陽平
かんき出版 / 2013-02-18
この本について
総務って、やったことがない仕事でも突然ふられたり、他部署から「これ判断して」と言われたり、気づけば誰よりも“事情通”でいることを求められますよね。でも実際は、情報は断片的だし、意見は割れるし、正解もわからない。私もずっとこのモヤモヤに振り回されてきました。 この本が役に立ったのは、「総務は完璧にこなす仕事じゃなく、矛盾の中で“より正しい方向へ導く”仕事だ」と腹落ちできたことです。例えば、反対意見を怖がらず、「なぜその意見が出たのか」を聞く視点。締め切り厳守が前提の中で、仕事を細かく分けて自分で納期をつける進め方。そして、経理任せにせず販管費や減価償却の意味まで押さえ、会社のお金の流れを見られるようになる姿勢。どれも華やかではないけれど、総務としての“軸”が一本通る感覚がありました。 総務はどうしても受け身に見られがちですが、本来は会社の意志決定に影響を与える立場です。だからこそ、できないことを「できません」で終わらせず、堂々と聞きに行く。情報をただ握るのではなく、どこまで開示するかを主体的に判断する。そういう日々の小さな選択で信頼が積み上がるんだと気づかされました。 「正解がない状況で、どう動けばいいかずっと悩んでいる総務の人」に刺さる本だと思います。私と同じように、迷いながらでも前に進みたい人には特に役立つはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの41%が集中しています。
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