
私が「ダメ上司」だった33の理由
午堂登紀雄
日本実業出版社 / 2018-07-01
この本について
部下との距離感がつかめないとか、頑張っているつもりなのにチームがついてこないとか、上司としての「正解」が見えなくなる瞬間ってありますよね。自分も何度も同じところでつまずいて、そのたびに「これって自分の問題なのか?」と考え込んでいました。 この本は、著者が自分の失敗をかなり生々しく書いているぶん、読む側の罪悪感を刺激しすぎないのが助かりました。たとえば「結果だけじゃなく伸び率を見る」という視点は、実務にそのまま落とし込めるし、「上層部の意図を翻訳して部下に届ける」という話も、自分がついサボりがちなところを正直に突いてきます。愛情を持って接することや、同じメッセージを飽きさせず伝え続けることなど、きれいごとに聞こえるけれど、結局そこが抜けると組織は動かないんだよな…という実感を思い出させてくれました。 劇的に人格が変わるような話ではなく、日常で「これなら明日からやれるかも」という微調整が積み重なるタイプの本です。部下の態度がよそよそしく感じるときや、評価の伝え方に迷っているときのヒントにもなると思います。 「嫌われたくない気持ちと、成果を出させたい気持ちのあいだで揺れている人」に特に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
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