
なぜかうまくいく人のすごい無意識
梯谷幸司
フォレスト出版 / 2018-11-01
この本について
最近、なんとなく物事に振り回されている感じが抜けない…という話をよく聞きます。自分でも「気づいたら避ける方向で選んでいた」「理由を説明できないモヤモヤに従っていた」みたいな瞬間があって、後になって「結局あれは何だったんだろう」と思うことがあるんですよね。 この本は、そういう“無意識のクセ”を大げさに扱わず、もう少し現実的に見直すための視点をくれました。例えば、行動の裏にある前提を少し言い換えるだけで、脳が受け取る指示が変わるという話は、自分でも日常で試してみると意外なほど効きました。「避けたい」より「得たい」で動くほうが、確かに前に進みやすい。また、フィルターの存在を知るだけで、外から入ってくる情報に引きずられにくくなる感覚もありました。何を信じているかが現実の見え方を左右する、というあの感覚です。 そして個人的にいちばん刺さったのは、「正しさを証明しようとすると視野が狭くなる」という指摘でした。誰かを悪者にする形で自分を保とうとすると、いつの間にか“選べるはずの道”を自分で消してしまう。ここをふっと手放せると、行動そのものが軽くなるんですよね。 環境や他人のせいにしたい気持ちがゼロではないけれど、「それでも自分の扱い方を少しだけ上手くしたい」と思っている人には、静かに効いてくる本だと思います。
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