
秒で見抜くスナップジャッジメント
メンタリストDaiGo
興陽館 / 20180912
この本について
人と話していて、「この人いま本音で言ってるのかな…?」みたいな小さな違和感、けっこうありますよね。でも自分の感覚に自信が持てないまま、流されてしまうことも多いと思います。相手の態度が妙に堂々としていると、こちらの直感のほうが間違っているような気がしてしまう。そういうモヤモヤに、僕もずっと悩んでいました。 この本が面白いのは、「自分の直感が鈍いせい」ではなく、そもそも人間は嘘を見抜くのが苦手だという前提から話が始まるところです。自信満々な態度ほど嘘を隠しやすいとか、多くの人が自分の能力を盛って話してしまうとか、知ってみると日常の風景がちょっと違って見えるようになります。さらに、自分に問いかけるだけで判断の精度が上がるという、身近で取り入れやすい視点の転換もあって、読みながら何度か「たしかに…」と手が止まりました。 僕は特に、前頭葉の働きが混乱すると、人はオレンジと魚の臭いすら曖昧になるという話が刺さりました。つまり、相手の態度に振り回されると、こちらの感覚のほうが狂っていくことがある。だからこそ環境や状況を冷静に整えることが、直感の質を上げるうえで意外と大事なんだなと気づかされました。 人の言葉の裏を暴きたいというより、「相手の言動に振り回されて疲れやすい人」にしっくり来る本です。自分の判断を少しだけ信じられるようになる、そのための土台を作ってくれる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの63%が集中しています。
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